GEMFOREXは信託保全・分別保管はどっち?

GEMFOREXに限ったことではないのですが、海外FXを選ぶ際には信託保全・分別保管のどっちなのかを把握しておいたほうがいいでしょう。

というのも、信託保全・分別保管というのはユーザーのお金や資産をどのように扱っているのかという部分に直結してくるからです。

では、GEMFOREXは信託保全・分別保管のどっちなのでしょうか?

信託保全・分別保管それぞれのメリットやデメリットなどに触れながら見ていきたいと思います。

信託保全とはどういうものなのか?

まず信託保全・分別保管の信託保全のほうがどのようなものなのかについてお話しておきましょう。

FX業者が信託保全を採用している場合、そのFX業者が信託銀行や信託会社へ依頼をしたうえでトレーダーから預かっているお金を管理してもらっているという形になります。

つまり、自分たちで管理するのではなく、信頼できる第三者に管理を任せているということです。

この信託保全を採用している場合、仮にそのFX業者が倒産してしまったとしても、トレーダーから預かっているお金は返還されることになります。

FX業者からお金の管理を任された信託銀行や信託会社はそのFX業者が倒産してしまったときには、弁護士を通じてトレーダーから預かっている資産を返還してくれます。

 

信託保全のメリット

信託保全のメリットとしてまず挙げられるのは、いざというときに資産の返還があるという部分です。

FX業者が倒産するということはそう頻繁に起こることではないのですが、今は新型コロナウイルス感染拡大の影響もありますし、今後どうなるのかという部分は誰にもわかりません。

信託銀行や信託会社という第三者が介入することによって万が一ということが起こっても、安心できるのです。

また、第三者が介入することによってFX業者による横領などの心配もなくなります。

 

信託保全のデメリット

信託保全においては特にこれといったデメリットはありません。

強いて言えば、一部のみの信託保全があるといった部分でしょうか。

信託保全にも全額信託保全と一部のみの信託保全がありますので、より安心できるのは全額信託保全のほうです。

ただし、海外FXでは信託保全を採用していても一部のみの信託保全というケースがほとんどです。

 

分別保管とはどういうものなのか?

では、分別保管のほうを見ていきましょう。

分別保管というのは、FX業者の事業資金とトレーダーから預かっているお金を別々の口座で管理するというやり方になります。

例えば、一般のご家庭でもご自身の名義で「これが支払い用の口座」「これが貯金用の口座」といった形で使い分けをしていることは多いでしょう。

感覚的には、分別保管というのはこれと同じようなものです。

あくまでも口座が別々になっているだけで、その名義は同じなのです。

そのため、FX業者が倒産してしまったときには、そのFX業者の名義である口座は債権として差し押さえされることになるかと思います。

信託保全のように第三者が間に入らないため、見えないところで横領をしているという可能性も否定はできません。

 

分別保管のメリット

分別保管であってもFX業者が自社のみで管理する形ではなく、外部の企業との共同口座を作っての管理であれば安全性は高いと言われています。

また、信託保全と比べるとやや不安の残る分別保管だからこそFX業者が信頼性の高い金融ライセンスを取得して、カバーしているという部分もあります。

 

分別保管のデメリット

分別保管のデメリットは、やはり万が一のときに資産が戻ってこない可能性が高いという部分でしょう。

また、FX業者が自社のみで管理する分別保管になってくると横領のリスクも出てきますし、それをトレーダー側が確認する術もありません。

 

GEMFOREXで明記されているのは分別保管

GEMFOREXの公式サイトから「開設・入金・サポート」をクリックして、「サポート」を選択後、「よくあるご質問」のページに進んでみてください。

よくある質問には以下のような質問とそれに対するGEMFOREXの回答が記載されています。

 

GEMFOREXはニュージーランドのFX会社との事ですが、海外FX会社の場合、トレーダーの資産は安全に保全されるのですか?海外FXは初めてとなりますので不安です。
海外FXが初めての方にとって非常に気になる所ですね。当社は、お客様が安心してトレードライフをお送り頂く為、お客様の運用資金と同額の資金を分別保管し、万が一の備えとして、大切に守る事を約束しております。また、万が一、証拠金残高がマイナスになってしまった場合も追証が発生する事は一切ございませんので海外FX初心者の方にとっても安心してご利用頂けます。

 

GEMFOREXの回答のままなのですが、基本的にGEMFOREXでは分別保管が採用されているということです。

ただ、トレーダーの運用資金と同額を別に用意しているということを考えると分別保管ではあるものの、信託保全に近い部分はあるのかなという印象です。

信託保全の近い分別保管ということで、GEMFOREXに関しては「GEMFOREXは信託保全だ」「GEMFOREXが分別保管」と意見が割れている部分も見受けられます。

 

GEMFOREXとよく比較されるXMも分別保管

GEMFOREXとよく比較されるのがXMなのですが、XMも結論から言ってしまうと分別保管です。

XMの公式サイトの「よくあるご質問」には以下のようなQAがあります。

 

私の資金は安全ですか?

XMTradingはTradexfin Limitedが運営しており、適用される法および規制に基づき、お客様の資金の安全性および消費者保護を確実にします。従いまして、XMTradingは以下を措置します:

お客様の資金の分別管理
お客様のご資金は当社が用意する銀行口座へ移管され、分別管理されます。こちらの資金は当社の貸借対照表に含まれず、当社清算時に債権者への支払いに充当されることはありません。

銀行口座
お客様のご資金および当社の運転資金は定評ある優良金融機関に預託しています。

規制機関による監督
規制された証券ディーラーライセンス保持者として、弊社には厳格な金融要請に応える義務があります。従って、弊社はお客様の入金、会社の通貨ポジションの変動の可能性、その他の未払い経費を充当する 十分な流動資本を保持するよう法により義務付けられています。毎年の監査により不足が認められる場合には、弊社の内部監査法人により詳細が全て当局へ 報告される運用となります。」

 

GEMFOREXのようにトレーダーの運用資金と同額を別に用意しているというわけではないので、XMの回答を見る限りは信託保全的な性質や要素といったものは見受けられません。

XMXMで「定評ある優良金融機関」「毎年の監査」などで信頼性をアピールしていますので一概にどちらの分別保管がいいのかとは言えないのですが、万が一のことが起こったときのことを考えるとトレーダーの運用資金と同額を別に用意しているGEMFOREXのほうがやや安心できるのかなという部分はあります。